テーブルウェア(食器・クリスタル・カトラリー)の高級ブランドは、**「ヨーロッパの王室御用達」「クリスタルの芸術性」「日本の伝統工芸」**の3つに大きく分類されます。

2026年の食卓を彩り、資産としても価値のある主要ブランドをカテゴリー別に列挙します。

1. 欧州の名門ポーセリン(磁器)

数百年の歴史を持ち、王侯貴族に愛されてきた「白い金」と称されるブランドです。

  • MEISSEN(マイセン):ヨーロッパ初の白磁。手書きの「ブルーオニオン」や緻密な造形は芸術品の域。
  • HEREND(ヘレンド):ハプスブルク家御用達。シノワズリや「インドの華」が象徴。
  • ROYAL COPENHAGEN(ロイヤル コペンハーゲン):デンマーク王室公式。手書きの「ブルーフルーテッド」は世界中にコレクターが存在。
  • WEDGWOOD(ウェッジウッド):英国王室御用達。「ジャスパーウェア」は一生モノの定番。
  • RICHARD GINORI 1735(リチャード・ジノリ):グッチ傘下。イタリアの伝統とモードな感性が融合。
  • BERNARDAUD(ベルナルド):リモージュ磁器の最高峰。星付きレストランの採用率が極めて高い。

2. 至高のクリスタル・ガラス

光の屈折と透明度を極め、乾杯の瞬間を至福に変えるブランドです。

  • BACCARAT(バカラ):クリスタルの王者。「アルクール」は各国の王室や元首に愛用される逸品。
  • SAINT-LOUIS(サンルイ):エルメス傘下。ヨーロッパ最古の工房であり、金彩技術が随一。
  • LALIQUE(ラリック):フロステッド加工による独自の質感が特徴。アール・ヌーヴォーの美学を継承。
  • LOBMEYR(ロブマイヤー):ハプスブルク家御用達。「バレリーナ」シリーズはワイン愛好家の最終到達点。
  • RIEDEL(リーデル):ワインの個性を引き出す機能性グラスの先駆者。

3. シルバー・カトラリー(食卓の宝石)

手に持った時の重厚感と輝きで、食事の質を決定づけるブランドです。

  • CHRISTOFLE(クリストフル):シルバーウェアの代名詞。卵型ケースの「MOOD」は現代のアイコン。
  • PUIFORCAT(ピュイフォルカ):エルメス傘下。カトラリー界の頂点。アール・デコ様式の傑作が多い。
  • CUTIPOL(クチポール):現代のテーブルコーディネートを席巻。繊細な「GOA」はラグジュアリーの新定番。
  • GEORG JENSEN(ジョージ ジェンセン):北欧デザインの巨匠。彫刻のような造形美を持つシルバーウェア。

4. ファッションメゾンのホームコレクション

ブランドの世界観をトータルで提案する、華やかなラインです。

  • HERMÈS(エルメス):馬具由来の意匠や鮮やかなシルクの柄を写したプレート。高い資産価値を誇る。
  • ARMANI / CASA(アルマーニ / カーザ):ジョルジオ・アルマーニの静謐な美学が貫かれたミニマルなデザイン。
  • VERSACE BY ROSENTHAL(ヴェルサーチェ):ローゼンタールとの提携。メデューサを配した圧倒的な豪華さ。

5. 日本のラグジュアリー・ポーセリンと工芸

世界に誇る日本の技術と美意識が凝縮されたブランドです。

  • 大倉陶園(OKURA ART CHINA):「オークラホワイト」と称される世界最高純度の白さが特徴の日本最高峰。
  • 香蘭社(KORANSHA):有田焼の伝統を継承。宮内庁御用達として繊細な絵付けと品格を誇る。
  • 山田平安堂(YAMADA HEIANDO):宮内庁御用達の漆器の老舗。モダンなライフスタイルに合う漆器を提案。