【永久保存版】BALENCIAGA(バレンシアガ)完全ガイド:クチュールの矜持とストリートの反逆

1. はじめに:バレンシアガとは何か?
BALENCIAGA(バレンシアガ)を一言で表すなら、**「1917年にクリストバル・バレンシアガが創業。かつて『クチュール界の法王』と称された完璧な造形美を礎に、現在はデムナ・ヴァザリアが日常をハイファッションへと昇華させる『皮肉と革新』を注ぎ込む、最も影響力のあるモードメゾン」**です。
なぜ今、知るべきなのか:
バレンシアガは、誰もが知る「ダッドスニーカー」ブームの火付け役です。本来ダサいとされるものや、日常的なビニール袋、ポテトチップスの袋までも「究極のラグジュアリー」として再定義する姿勢は、既存の価値観に縛られない若い世代から熱狂的に支持されています。
この記事では、伝説の「エディターズバッグ」から、一度履いたら病みつきになるスニーカーの魅力まで、先輩が分かりやすくエスコートします。
2. 全体像の理解:バレンシアガを支える「3つのDNA」
バレンシアガの魅力は、創業者の完璧な「形」と、現代の「破壊」の融合にあります。
① クリストバルの「究極の造形」
創業者クリストバルは、ディオールのニュールックに対抗し、体を締め付けない「サック・ドレス」などを発表しました。この「彫刻的なシルエット」は今もブランドの根幹にあり、アワーグラスバッグなどの曲線美に受け継がれています。
② デムナによる「日常の脱構築」
現在のデザイナー、デムナは「高級とは何か?」を問い直します。ストリートカルチャーやIKEAのバッグなど、ありふれたものをラグジュアリーに変える手法は、ファッション界に大きな衝撃を与え続けています。
③ カルト的人気を誇る「ITアイテム」
特定のロゴを強調するのではなく、その「形」だけでバレンシアガと分からせる力がこのブランドにはあります。スタッズの付いたシティ、極厚ソールのトリプルS。それらは持つ人のアイデンティティを雄弁に物語ります。
初心者がまず覚えるべき「バレンシアガ 3大アイコン」
| カテゴリー | モデル名 | 特徴 |
|---|---|---|
| バッグ | シティ / ネオ クラシック | スタッズとタッセルが特徴。2000年代を席巻し、今再びリバイバル。 |
| バッグ | アワーグラス (Hourglass) | 底が鋭くカーブした曲線的なバッグ。創業者へのオマージュ。 |
| シューズ | トリプル S (Triple S) | 3つのソールを重ねた巨大なスニーカー。ダッドシューズの始祖。 |
3. 基本用語・概念のやさしい解説
● エディターズバッグ (Editors' Bag)
たとえ話: 「かつてファッション誌の編集者(エディター)たちが、こぞって持ったことからそう呼ばれるようになりました。それが『シティ』の愛称です。仕事も遊びもこなすクールな女性の象徴でした」
● BBロゴ
創業者のイニシャルを組み合わせたロゴ。近年では、Bを背中合わせにしたデザインや、流れるようなスクリプト(手書き風)のロゴなど、時代に合わせて多様な表現がなされています。
● オーバーサイズ (Oversized)
バレンシアガが最も得意とするシルエット。ただ大きいだけでなく、肩の落ち方や袖のたまり具合が計算し尽くされており、「だらしなく見えない究極のルーズさ」が真骨頂です。
💡 初心者が迷う「偽物への注意」
バレンシアガは非常に人気が高いため、コピー品も多く出回っています。特にシティやスニーカーは、一見本物に見えても重さやステッチ、シリアルナンバーの刻印が異なります。必ず直営店、公式オンライン、または信頼できる百貨店で購入することをお勧めします。
4. まとめ:初心者がまずやるべきこと
- 1「シティ(ネオ クラシック)」のハンドルに触れる: 特徴的な編み込みハンドル。あの柔らかいラムレザーの質感は、バレンシアガのクラフトマンシップを象徴しています。
- 2スニーカーの「重さ」を体感する: トリプルSは驚くほど重いですが、それが独特の歩きやすさとスタイルを生みます。履いた時のスタイルの良さを鏡で確認してください。
- 3小物の「遊び心」を楽しむ: 封筒のような三つ折り財布(ペーパーウォレット)など、バレンシアガは実用的なのに遊び心がある小物が大得意です。
【最初のアクション】
まずは「バレンシアガ アワーグラス バッグ」を検索してみてください。あの鋭い曲線。それを見ただけで、このブランドが「普通のブランド」ではないことが直感で理解できるはずです。
バレンシアガは、あなたの「既存のルール」を書き換える。
自分を表現するのに、上品さだけでは物足りない。バレンシアガの服やバッグを纏うとき、あなたは少しだけ勇敢になり、既成概念を笑い飛ばす余裕を持てるようになるでしょう。
