【永久保存版】ROGER VIVIER(ロジェ・ヴィヴィエ)完全ガイド:スクエアバックルが象徴する『パリの気品』

1. はじめに:ROGER VIVIER(ロジェ・ヴィヴィエ)とは?
ROGER VIVIER(ロジェ・ヴィヴィエ)を一言で表すなら、**「1937年パリで創業。クリスチャン・ディオールなどの靴も手掛けた『シューズ界の芸術家』であり、エリザベス2世の戴冠式シューズを製作した唯一のフランス人。アイコンである『スクエアバックル』で、女性の足元に永遠のモダニズムを刻み込んだ至高のメゾン」**です。
なぜ今、知るべきなのか:
ヴィヴィエは「ただの靴」を作ったのではなく、「歩く芸術品」を作りました。近年では厚底スニーカー『ヴィヴ ラン』が爆発的人気を博し、クラシックな気品とストリートの快適さを融合させたことで、全世代の女性から圧倒的な支持を得ています。品格を損なわずにモードを楽しみたい大人のための、究極の「投資価値ある靴」です。
この記事では、伝説の「ベル ヴィヴィエ」から、今選ぶべきスニーカーまで、先輩が分かりやすくエスコートします。
2. 全体像の理解:ヴィヴィエが「伝説」と呼ばれる3つの理由
単なるファッションブランドを超えた、歴史的重みと独創性を探ります。
① スクエアバックルの発明
1965年、サンローランの「モンドリアン・ルック」のために製作された靴に、大きな四角いバックルを配置。これが「ベル ヴィヴィエ」の始まりです。それまで装飾でしかなかったバックルを、デザインの主役へと押し上げた革命的な出来事でした。
② 歴史を飾った「戴冠式の靴」
1953年、エリザベス2世の戴冠式。女王が選んだのは、ロジェ・ヴィヴィエによるゴールドレザーのサンダルでした。この出来事により、ヴィヴィエは「王室が認めた最高峰の職人」としての地位を不動のものにしました。
③ ヒールの芸術的フォルム
内側に緩やかにカーブした「ショック・ヒール」や、コンマのような形の「コンマ・ヒール」。ヴィヴィエは靴底からヒールに至るまで、彫刻的な造形美を追求し続けました。そのシルエットは、一目でそれと分かる独創性に満ちています。
初心者がまず覚えるべき「ヴィヴィエ 3大名作」
| モデル名 | スタイル | ここが凄い! |
|---|---|---|
| ベル ヴィヴィエ (Belle Vivier) | パンプス | 永遠のアイコン。スクエアトゥと大きなバックルが、パリジャン・シックを体現。 |
| ヴィヴ ラン (Viv' Run) | スニーカー | ブランド初のランニングスニーカー。厚底とバックルが融合した、現代のヒット作。 |
| トレ ヴィヴィエ (Tres Vivier) | パンプス / ブーツ | 60年代のアーカイブを現代的に再解釈。太めのヒールで安定感抜群。 |
3. 基本用語・概念のやさしい解説
● カトリーヌ・ドヌーヴ
たとえ話: 「映画『昼顔』で彼女が履いた『ベル ヴィヴィエ』があまりに美しく、世界中で完売が相次ぎました。ヴィヴィエの靴が『意志を持つ女性』のアイコンになった瞬間です」
● スカリエ(Skyscraper)ヒール
ヴィヴィエが考案した、極細で高いヒール。彼は常に「重力に抗う美しさ」を追求していました。そのデザイン画は、靴というよりも建築に近い緻密さを持っていました。
● クリスタルバックル
夜の装いや特別な日のために、バックルに贅沢なクリスタルを配したもの。ヴィヴィエのクリスタルは、ジュエリーのようなセッティングが施されており、その輝きは極めて上品です。
💡 初心者が知っておくべき「ヴィヴ ランの凄さ」
カジュアルなスニーカーなのに、なぜかドレッシー。その秘密は「ヒールの高さ」と「バックル」にあります。7cm以上のヒール高を持ちながらスニーカーの履き心地を実現したことで、スタイルアップと実用性を両立させたい現代の女性に「これしかない」と思わせる傑作となりました。
4. まとめ:初心者がまずやるべきこと
- 1まずは「ベル ヴィヴィエ」を正面から見る: あのバックルの大きさと配置のバランス。シンプルなのに忘れられない、そのデザイン力を感じてください。
- 2「ヴィヴ ラン」を試着して歩く: 厚底とは思えない軽やかさと、足首を細く見せる魔法のような視覚効果を体感しましょう。
- 3「コンマ・ヒール」の曲線を確認する: 遊び心あふれるヒールの形。ヴィヴィエ氏が抱いていた「靴は喜びである」という哲学が宿っています。
【最初のアクション】
まずは「Roger Vivier Catherine Deneuve Belle de Jour」で画像検索してみてください。60年代のパリ。カトリーヌ・ドヌーヴの足元。半世紀以上経っても色褪せないそのモダンさに、あなたはきっと心を奪われるはずです。
ロジェ・ヴィヴィエは、あなたを「パリのヒロイン」にする。
歴史とモダン、伝統と革新。ロジェ・ヴィヴィエを履くとき、あなたはただの靴を選んでいるのではありません。時代を切り拓いてきた女性たちの精神と、パリの美意識を、自らの足跡に刻んでいるのです。
