2. 全体像の理解:ハリー・ウィンストンが「特別」である3つの理由

「キング・オブ・ダイヤモンド」が刻む時の価値とは。

① 究極のダイヤモンドクオリティ

ハリー・ウィンストンの時計に使用されるダイヤは、ブランドの厳しい基準をクリアしたトップグレードのみ。セッティング技術も、石を固定する「爪」がほとんど見えないほど緻密で、光を最大限に取り込み、腕元で魔法のような輝きを放ちます。

② 伝説の「オーパス(OPUS)」シリーズ

2001年から始まった、若き才能ある独立時計師(F.P.ジュルヌやリシャール・ミルらも参加)と協力して作る限定シリーズ。それまでの時計の概念を覆す時刻表示方法は、世界中のコレクターを驚愕させ、ブランドの技術力を世に知らしめました。

③ ニューヨークの建築美

本店を構えるニューヨーク、5番街の建築様式をデザインに取り入れています。特に「アヴェニュー」のケースに見られる、アーチ形の装飾は本店の玄関をモチーフにしており、持つ者にニューヨークの気品を感じさせます。

初心者がまず覚えるべき「3大コレクション」

シリーズ名カテゴリーここが凄い!
Avenue
(アヴェニュー)
レディス/ドレスブランドの象徴。縦長のケースに敷き詰められたダイヤ。女性の永遠の憧れ。
Project Z
(プロジェクト Z)
メンズ/スポーツ特殊合金「ザリウム」を採用。メカニカルでスポーティな男のハリー・ウィンストン。
Midnight
(ミッドナイト)
クラシックシンプルで上品な円形ケース。タイムレスな美しさを追求したドレスウォッチ。

3. 基本用語・概念のやさしい解説

● ザリウム (Zalium)

「ジルコニウムを主成分とした航空宇宙産業でも使われるハイテク合金。軽量で、チタンよりも硬く、耐食性に優れています。プロジェクト Z シリーズの核となる素材です」

● クラスター・セッティング

ハリー・ウィンストンが考案した、異なるカットのダイヤモンドを組み合わせ、立体的に配置する技法。時計の文字盤やベゼルにおいても、まるで石が浮いているかのような輝きを生み出します。

● ジュネーブのマニュファクチュール

2007年にはスイス・ジュネーブに自社工場を設立。ハイジュエラーでありながら、複雑なムーブメントの開発能力を内製化していることが、他ブランドとの決定的な違いです。

💡 初心者が知っておくべき「ハリーの魔法」

ハリー・ウィンストンの時計を身に着けることは、単に時間を確認することではなく、その卓越した「美」を所有することを意味します。男性向けモデルも非常に力強く、特に「プロジェクト Z」シリーズは、その希少性と独特のグレーの色味で、通な時計好きから高い評価を受けています。

4. まとめ:初心者がまずやるべきこと

  • 1まずは「アヴェニュー C ミニ」をチェック: 手首に沿う曲線と、ダイヤモンドの配置が織りなす完璧なプロポーションを確認してください。
  • 2「オーパス」シリーズの歴代モデルを見る: 1から14まで、それぞれがどう時刻を表示するのか。その驚愕のギミックを調べてみましょう。
  • 3「ザリウム」の独特な色味を知る: 銀灰色とも違う、プロジェクト Z 特有のダークな質感が、どう高級感を醸し出しているか注目してください。

【最初のアクション】

まずは「Harry Winston Opus 11」の動画を検索してみてください。バラバラになったパーツがパズルのように合体して時刻を表示する、あの狂気的な動き。それを見れば、ハリー・ウィンストンが「ただの宝石ブランド」ではないことを、細胞レベルで確信するはずです。